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月経痛、月経不順

月経痛、月経不順、女性には半生において月経と向き合っていかなくてはいけません

約40年ほどの間、毎月、月経と付き合う

婦人というとおばさんのイメージが強く、10代、20代には関係ないように思われるかもしれません。しかし最近は、おばさんのような若者も多いし、逆に元気なおばさんもたくさんいるのです。 若い世代は、将来健康で美しいおばさんになるために。現在おばさんの人は若返るために、また年頃のお嬢さんがいらっしゃるおばさんは、お嬢様が美しく成長するためにちょっと流して見て下さい。

子どもの頃は自分が年をとっていくなんて想像ができませんよね。少しづつ成長しな がらある日初潮を迎えると自分が女性だったと自覚せざるを得ません。 これから約40年ほどの間、毎月、月経と付き合わなければなりません。 これは結構プレッシャーで、なかなか面倒なものです。 男性には一番理解しにくい部分で、女性の悩みは女性のほうが理解しやすいと思います。

女性の月経を通じての半生

女性の月経を通じての半生を考えてみましょう。初潮の年齢は年々早くなっているといわれています。3000年前の皇帝内径という古い本には女性の成長を7の倍数で説明しています。14歳で初潮を迎え、49歳で閉経するというものです。若干初潮年齢が早くなって いるとはいえ、3000年もの年月を考えるとそう大きな変化とは言えません。 16~18歳ぐらいで出産する少女(?)の皆さんのことを最近はヤンママなんてい いますが、ほんの100年ぐらい前まではあたりまえのことでした。 50年ほど前でも人生50年なんて時代でしたから、15~16歳から子どもを生ま なければ一人前に出来なかったのです。その上、Birth controlの知識も考え方も方法もなにも教育されなかった時代ですので、子沢山にならざるを得なかったのだと思 います。 14歳で初潮を迎えたらもう一人前で、お嫁にいくことを考えていたなんて今のご時 世では考えられませんね。

さて現在は女性も自立していますし、人生も各々です。結婚観も出産も人生の一部と考えられるようになりました。キャリアでバリバリ活躍したい人にとって、月経は邪魔かもしれません。スポーツをなさる人にとっても同様です。何のために毎月出血するのか。子どもを産まないんだったら必要ないのではないか。こんな風に思うことも女性なら一度や二度はあるのではないかしら。しかし悲しいかな、基本的に女性は女性でしかありえないのですから、健康で美しい女性になるために少し、自分の身体を見つめ直してみたらいかがでしょうか?月経は子供を産むためだけのものではなく、月経をとうしてのホルモンの変化が女性の美しさを造っているということです。

月経痛について

まず一番に悩みの種になるのが月経痛ですね。月経痛の多くは月経前か月経期前半(1日~2日)が多いですね。痛みは強い場合が多く、鎮痛剤が必要だったり、外出できないほどの痛みのある人もいます。経血が増えてくると痛みも減少してきます。月経が始まると同時にスムーズに出血が始まり、塊などもでない人にはほとんど月経痛は見られません。“通じざれば、すなわち痛む”という言葉があります。特に月経だけに用いる言葉ではありませんが、月経血がどんどん排泄されれば子宮に溜まることもないので痛みも出ないということです。

では月経後期に痛みがある場合はどういったときでしょうか?この場合は体力のない人がほとんどです。月経血によって血液をを失ったために疲れてしまうと痛みが出てきます。痛みはあまり強くなく、しくしくとかズーンとか疼くような痛みが多いです。仕事を休むとか学校に行けないというような激しい痛みではないので、見過ごしてしまいがちです。いずれの場合も冷えると悪化します。

月経不順について

月経不順も多いですね。最近は極端なダイエットをするために、気血が足りなくなって生理が止まってしまうケースがよくみられます。逆に生理が止まらなくなる場合もあります。この場合は月経だけの問題ではなく骨粗鬆症、疲れやすい、貧血、低血圧など体調もかなり悪いですから、早急に体力回復をしなければなりません。若いときに体調を崩してしまうと残りの人生、楽しくありませんからね。

ダイエットがいけないということではなく、上手くやりましょう。ということです。 それにいつ生理が来るか解らない状態では排卵があるのかどうかも解りません。ある程度の年齢になったら一度御自分の身体を知るという意味でも2~3ヶ月ほど基礎体温表をつけてみたらいかがでしょうか。ストレスや過労でも月経不順は起こります。しかし生活環境を簡単に変えることは出来ませんし、疲れないように。などとアドバイスされても改善するのもなかなか難しいことです。体力気力を補いましょう。

月経が早めに来る人、毎月1週間以上早く来て月経周期が25日より短い人。なかには14日で次回の月経がきてしまうなんて人もいますが、これは問題です。激辛が好き、香辛料がたっぷり入った料理をよく食べる。こういった人で手足がいつも熱く、唇の色も赤く、冷たいものを飲みたい。いらいらしやすく、口内炎もでる。 などの症状がある場合は身体の熱をさますような処方を考えます。

月経が遅くなる人、毎月1週間以上遅くなる場合。月経周期が40日とか2ヶ月に1回などというケースも多いですね。月経が遅れるというのは、月経血が足りない場合が多いのです。月経が遅れる場合には冷える人が多く見られます。冷えが強いと血行が悪くなります。血行が悪いと月経血もスムーズに出ていきません。お腹の中で凍り付いてしまっているような状態です。貧血の強い人や、体質虚弱の人も月経が遅れます。身体を暖かくして、血行をよくし貧血があったら補血して身体に潤いと活力を補いましょう。また貧血の状態が長く続くと皮膚に栄養が届かず、艶が悪くなったりカサカサしたりしますから将来のことも考えると、貧血はちゃんと治療しておいたほうがよいでしょう。

月経不順はおおまかに以上のような原因が多く、対策もそれぞれですが早めに対処したほうがよいでしょう。

最後に

月経不順や生理痛を解決する頃になると出産を考える頃かもしれません。最近は不妊症がおおきな社会問題になっています。つい最近もアメリカで60歳の日本女性がアジア系女性の卵子の提供を受けて子どもを出産したというニュースがありました。ほしければ何とでもなる式の不妊産業はこれからもどんどん盛んになると思われます。倫理の問題や個人の考え方などとうてい解決しようもない重大なテーマです。

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